「渡辺壹興」さんの “手造り鉢”-1
お早うございます。 「鶴見陶苑」です。
いつも当ブログにご来訪頂き、ありがとうございます。
“手造り鉢” を制作いたたいたのは “正山さん” だけではありません。
ご子息の “壹興さん” にも数は少ないですが造っていただきました。
また “常滑” の作家さんでは、他に “角山さん”・“小松泉さん”・“鴻陽さん”・“樹晃さん” の方々にも造っていただきました。
さて今日は “壹興さん” の “黄交趾釉長方鉢” のご紹介です。
例によって2枚目写真の指示図を描きました。
胴の “入窓” を削り取る手間の掛かる “器形” の鉢で “古渡鉢” の写しです。
枯れてしまいましたが、“さつき・光琳” にピッタリの鉢でした。(5枚目写真)
● 鉢の “時代” について
鉢に “時代” が付くとは、長い年月の使用で “風化” が進んだことを言います。
よく “汚れ” を “時代” が付いたと解釈されている方がいらっしゃいますが違います。
特に松柏類を植えると根っこの染みがよく付きますので “時代” が付いたと解釈されている方がいますが単に “汚れ” が付いているだけで “塩酸” 等の薬品で綺麗になります。
長い年月の使用で生地の表面がザラついたり “汚れ” が染み込みどんなに洗浄しても落ちなくなると “時代” が付いたと言えるでしょうね。






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コメント
No title
正山さんの息子さんをはじめまだいろいろな方が鉢を作っておられるのですね 色合いや形がいろいろ違うようですね
2021/01/15 16:13 by URL 編集
No title
2021/01/15 17:32 by **akira** URL 編集
No title
村ポチ
2021/01/15 17:57 by 多趣味の(盆栽が主)ブログ URL 編集
No title
昨日のコメントへお応え頂けたものと思っております。ありがとうございます。
樹もですが、鉢も新品→一人前→名品となるには途方も無い時間が掛かるものなのですね。知れば知るほど一代でどうこう出来るものでは無いですね。出来る範囲で楽しみます^^
2021/01/15 21:36 by 潮風 URL 編集