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「もみじ」の “通し接ぎ” を実施




お早うございます。 「鶴見陶苑」です。
いつも当ブログにご来訪頂き、ありがとうございます。

6月、『「もみじ」“通し接ぎ” 準備①』 として “徒長枝” を曲げ込んでいました
 ・2019/06/15 https://bonsainikki313.blog.fc2.com/blog-entry-121.html
ようやく “成長期” が終り “休眠期” を迎えましたので、“通し接ぎ” を行いました。

“通し接ぎ” は “接ぎ木” の中で、簡単に出来る方法です。
“貫通穴” を開けること、そして通す “接ぎ穂” の芽を傷めないことに気を付ければ
確実に行うことが出来ます。
枝の無い凸部へ枝を作るんですから非常に楽しいことですね。
ご存知の様に “木質部” 同士は “癒着” しません。
“表皮” 下の “形成層” 同士が “癒着” するんです。
“癒着” を 促進する為に “表皮” を削り “形成層” 同士をくっ付くければ良いのです
が、“楓” や “もみじ” は “表皮” を加工しなくても枝が成長すれば “癒着” します。
今回は2ヵ所の “通し接ぎ” をしましたが、何も加工していません。

“貫通穴” は “接ぎ穂” プラス “芽” の大きさが必要です。
今回はφ5mmのドリルを使いました。
“接ぎ穂” 挿入時に “芽” を傷めない様、“セロテープ” を巻き養生しました。
挿入後は “貫通穴” の両方へ “カットパスター” を貼り付けておきました。
後はひたすら “接ぎ穂” を徒長させ太らせるだけです。
来年の成長が楽しみです。

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コメント

No title

通し接ぎ 理論的にはわかっていますがやったことがありません 穴が大きいようですが大丈夫なんですね 成功を祈ります 

No title

この時期に通し接ぎが可能なのですね。
成功間違いなしですね。


村ポチ 👏

No title

こんばんは。
詳しい説明と、大きな画像ありがとうございます。
回し接ぎはしたことはありますが(まだ成功なし)通し接ぎのほうがより成功率高そうな気がしました。
機会があればやってみようと思います。

No title

鶴見陶苑さん、こんばんは(。・∀・)ノ゛

貫通の接ぎは今一番興味がある事です。
分かりやすい説明と画像各種をUPして下さって嬉しいです。
お手本にさせて頂きたいと思います。

この方法が一番成功率も高く自由度が利き、
傷も目立ち辛く最適な方法とは思いながらも、
なかなか手を出しづらいのは貫通穴を開ける時に
手ブレが発生し綺麗な穴が開けられなそうな
イメージがあるからです・・・w
怖がらずにやってみたいと思っています。

ぽち
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